うつの治療方法|抗うつ剤と普段の過ごし方が大事です

うつ病とは何か

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うつ病とは何か

うつ病とは何かと聞かれると、きちんと答えられる人は少ないです。多くの人が、いわゆる精神病の一種だと答えるのですが、実際には少し間違えています。うつは、正しくは脳の異常による病気なのです。人の感情というのは、脳の反応によって表されるものであり、脳の神経伝達物質によって喜び、悲しみ、やる気などの感情が湧き上がるのです。しかし、神経伝達物質が減ることにより、こういった感情が沸かなくなってしまい、その結果、無気力になってしまうのです。一昔前は、うつに関する理解力は乏しく、心の問題だとして甘えだともいわれていましたが、現在では理解力も広がり、立派な病気の1つだと認識されるようになりました。

なぜ無気力になるか

うつの代表的な症状に、無気力があります。なぜ無気力になるのか、それは脳内物質の量が減っているからです。脳内物質であるセロトニンやノルアドレナリンは人のやる気や行動力の源にもなっているものです。しかし、うつによって脳内物質が減ることにより、やる気もモチベーションも下がってしまうのです。それだけではありません。人は趣味に没頭することで多幸感を得られるのですが、この多幸感も感じられなくなってしまうため、趣味の作業をやっていたとしても、楽しみも感動も湧いてこなくなってしまうのです。その結果、趣味に没頭しようとしてもストレスの解消にもつながらないばかりか、なんの楽しみも湧いてこないので、苦痛にしか感じなくなってしまうのです。こういった状態を改善するのが、抗うつ剤です。しかし、抗うつ剤の効果は一時的なものであり、さらに体に副作用があるため、気軽に服用できるものではないのです。

立ち直るには

抗うつ剤を飲むことで、うつの症状は緩和できます。しかし、完治に至るには抗うつ剤を飲むだけでは不可能です。うつを完治させるには、自分自身で立ち直る必要があります。うつは、自分が感じたストレスによって蝕まれ、その影響で脳に異常が現れる病気です。つまり、自分自身で立ち直らないと根本的な完治は不可能だということです。そのために、抗うつ剤だけではなく、カウンセリングなども行ない、立ち直る必要があります。

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